米ファッションブランド、ブルックス・ブラザーズは8日、日本の民事再生法に相当するチャプター11の適用を申請した。負債総額は5億ドルを上回るとみられる。新型コロナウイルスの影響により、営業休止していたがこの度経営破綻した。今後はスポンサーを探し、事業継続を模索する。国内82店舗を展開するブルックスブラザーズジャパンは従来通り営業を継続する。
1818年ニューヨーク創業で歴代米大統領御用達のアメリカを代表するファッションブランド。ボタンダウンシャツを開発したブランドとしても知られている。


米衣料品の主な破たんは19年8月のバーニーズ・ニューヨーク、同9月のフォーエバー21、20年5月のJクルーがある。
福岡の国体道路沿いにあった福岡店は、2019年6月30日閉店していた。

5月民事再生法を申請したレナウンのブランドDURBANともどもビッグネームの蹉跌は残念。
これもカジュアル化が加速している現れだろうか。
コロナ禍による在宅勤務の趨勢が増す中、ドレスコードのあり方が問われている。

以下はブルックスブラザーズのサイトより引用

【株式会社ブルックス ブラザーズ ジャパン】営業について
店舗オンラインショップ 2020.7.9

一部報道されているとおり、7月8日(現地時間)に米国にて、ブルックス ブラザーズ グループ インクは、米連邦破産法第11条の適用を申請したことを発表いたしました。しかしながら、株式会社ブルックス ブラザーズ ジャパンは、ブルックス ブラザーズ グループ インクと株式会社ダイドーリミテッド社との合弁会社であり、単独の法人として運営されておりますため、直接的な影響を受けることはございません。

日本国内のブルックス ブラザーズ店舗や、オンラインショップについては、通常どおり営業を続けております。
また9月4日オープン予定の新店舗、「ブルックス ブラザーズ 表参道」も予定通りオープンいたします。

商品展開についても、当面の間は従来通りのラインナップでお客様へご提供が可能であると見込んでおります。

当社の会員制度「ブルックス ブラザーズ メンバーシップ」にご登録いただいているお客様につきましては、今までどおりポイントや特典をご利用いただけます。

一部報道されているとおり、7月8日(現地時間)に米国にて、ブルックス ブラザーズ グループ インクは、米連邦破産法第11条の適用を申請したことを発表いたしました。しかしながら、株式会社ブルックス ブラザーズ ジャパンは、ブルックス ブラザーズ グループ インクと株式会社ダイドーリミテッド社との合弁会社であり、単独の法人として運営されておりますため、直接的な影響を受けることはございません。

日本国内のブルックス ブラザーズ店舗や、オンラインショップについては、通常どおり営業を続けております。
また9月4日オープン予定の新店舗、「ブルックス ブラザーズ 表参道」も予定通りオープンいたします。

商品展開についても、当面の間は従来通りのラインナップでお客様へご提供が可能であると見込んでおります。

当社の会員制度「ブルックス ブラザーズ メンバーシップ」にご登録いただいているお客様につきましては、今までどおりポイントや特典をご利用いただけます。お客様には大変ご心配をおかけしておりますことを心よりお詫び申し上げますとともに、今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

<ブルックス ブラザーズ会長兼CEOのクラウディオ・デル・ヴェッキオよりのメッセージ>
「200年以上にわたり、ブルックス ブラザーズは、堅実に事業を展開し、進化し続けるファッショントレンド、変動する経済サイクル、さらには世界大戦を生き抜いてきました。私たちの長い歴史は、ブランドの強さと、1818年以来守ってきた、お客様に革新的で、上質で、パーソナルなサービス、そして最高の価値をお届けするという私たちの使命の証です。」

「私たちの優先事項は、当社の伝統と将来に対するビジョンを充分に理解するとともに、当社の中心的な価値と文化を大切にしてくれる、新しいオーナーによって、この重要な局面を乗り越えることです。新型コロナウイルス感染症が流行する前から、当社は、急速に変化しつつある小売業界を取り巻く環境の中、事業売却も含め、会社の将来の成功を導くためのいくつかの戦略的な施策を検討していました。業界を取り巻く状況は、コロナの流行により一層厳しいものになりました。効率的な事業売却を進めるために、事業保全を図ることは、他のいかなる選択肢よりも会社の将来のための最善の策です。」

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